読んで楽しむクラシック

個人的備忘録も兼ねて、より音楽を楽しめるようにな文章を書きたい…そんなブログです。

読んで楽しむクラシックの新着ブログ記事

  • LPやハイレゾの音はなぜ「良い」のか?私的考察③

    前回はコチラ ここからは高音の再現度以外でのLPの良さについて考える。 ①SN比 SがSound、NがNoiseである(常識?)雑音と楽音の音量レベルの差である。CDとLPではどちらが優れているかというと…当然、CDである。CDはほとんど雑音がないのに対してLPでは針がレコード面を擦る音や溝に付着... 続きをみる

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  • LPやハイレゾの音はなぜ「良い」のか?私的考察②

    前回はコチラ さて、なぜLPやハイレゾは音が良いと感じるのか、本題に入ろう。 ①CDのスペックについての勘違い(サンプリング周波数) そもそもCDはおおよそ22hHzまで音が入っていると言うけれども…厳密には違う。あくまでサンプリングした結果22kHzまでギリギリ音になるだけであって決して22kH... 続きをみる

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  • LPやハイレゾの音はなぜ「良い」のか?私的考察①

    まず前提として、筆者は通常のCDよりもLP、SACDをはじめとしたハイレゾ音源の方が音が「良い」ことが多いと考えている(当然、例外あり)。 「良い」というのは生演奏の印象に近い、という意味で使用させていただき、CDの方が「良い」と感じられる方々は「良い」の定義が私と異なるか、価値観が異なる可能性が... 続きをみる

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  • ブルックナー 交響曲第8番① 4楽章について

    Bruckner: Symphony No. 8, Karajan & BPO (1957) ブルックナー 交響曲第8番 カラヤン 上記の演奏がいわば模範演奏と言えるものである。 スコアを確認していただければ1番良いのだが、現状知る限りでは最もスコアの指示に忠実な演奏である。カラヤンという... 続きをみる

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  • 指揮者考②

    前回の続き。というか前回を踏まえて。 我が国が誇るスーパーレジェンド小澤征爾氏はどういった指揮者に該当するのか? …典型的な職人タイプといえる。彼の指揮から発せられる情報量は指揮者の中でも超一級と言っても過言ではない。奏でられる音楽と指揮姿が完全に合致している、ということはオーケストラが完全に彼の... 続きをみる

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  • 指揮者考①

    憧れる人も多い魅惑の職業、指揮者。 我が国では偉大な教育者であった齋藤秀雄氏によって体系化された指揮の基本動作がまとめられた教本が存在する(ポチるならこちら)のだが、簡単に言うと音の出だしを揃えたいなら指揮の振り下ろす打点をハッキリし、滑らかに演奏してほしいときは滑らかに動かす、音量の強弱に比例し... 続きをみる

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