読んで楽しむクラシック

個人的備忘録も兼ねて、より音楽を楽しめるようにな文章を書きたい…そんなブログです。

LPやハイレゾの音はなぜ「良い」のか?私的考察②

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さて、なぜLPやハイレゾは音が良いと感じるのか、本題に入ろう。


①CDのスペックについての勘違い(サンプリング周波数)


そもそもCDはおおよそ22hHzまで音が入っていると言うけれども…厳密には違う。あくまでサンプリングした結果22kHzまでギリギリ音になるだけであって決して22kHzがまとも音で入っているとは思わないことだ。下の図を見ていただきたい(手書き!笑)

わかりずらいが…縦線がサンプリング周波数(CDの場合44.1kHz、1秒に44100回データを取る感じ)
音というのは上のような波で表され、上と下の振幅があって初めて音として記録される。記録されたデジタルデータは下の画像のようになる


低音(振幅が遅い)ほうがデータがたくさん取れ、高音になればなるほど採取できるデータが減少し、ある一定以上の高さになると振幅を記録できなくなる。要するにが作れなくなるとその音は記録不可能になるということだ。さっきの画像だと一番下。それがCDの場合おおよそ22kHzというわけだ。


これでわかるのは、CDは高音になればなるほど再現度が低くなるということである。上の画像で言うならば〜がどんどんカックカクになるから。高音がうるさく感じたり、聴き疲れを覚える、なんてCD評、よく聴くなぁ!?


LPやハイレゾの音が良く感じるのは高周波が入っているから、ではなく高音の再現性が高いから。というわけ。多分。逆にCDをフォローするならば音がカクカクな分、クリアーに聴こえたり、LPよりも解像度は高く聴こえるはずである。音の良さ=解像度とするならばLP


続きはLPについて。高音だけが音の良さの原因ではないように思えるから…